Qt Creatorのバグの回避(Ubuntu 20.04)
Qt Creatorは、GUIアプリケーションをつくるソフトウェア。
だが、Ubuntu20.04でQt Creatorを実行すると、
Kits Selectionというプロジェクトを作成する際の設定から進めないバグが発生するため「Ubuntu Software」でも低評価とこれに関するレビュー祭り。 実際、「Ubuntu Software」からインストールしてもバグが発生して先に進めないので、ご注意を。
しかし、今回これを回避する方法を見つけたので、ここに書いていく。
Qt Creator・Qt共に何もインストールしていない状態から始める。
「Ubuntu Software」からインストールしてしまっている場合は、「Ubuntu Software」内でアンインストールした状態から始めましょう。
まずは、ここで「オープンソース版をダウンロード」選択。 Downloadをクリック。
ダウンロードされるのは.runなので、開く。
<ターミナル内でダウンロードしたフォルダに移動して>
chmod 777 ダウンロードした.run ./ダウンロードした.run
開く。
アカウントを持っていない人はアカウント作成。
持っている人はログイン
あと、なぜか会社・学校のメールアドレスを聞かれるので、正直に入力。
Qt Creatorを選択し、ダウンロード。
かなり時間がかかるので待つ。
ダウンロード完了したら、Qt Creatorをクリックして開いてみましょう。
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開きませんよね。。ここがこいつの最大の罠なんです。公式サイトから正式にダウンロードしたのに開かない。。
自分はこれで6時間くらい無駄にしました。
これをターミナルから開いてみると、
ImportError: libOpenGL.so.0: cannot open shared object file: No such file or directory
というエラーが出て終了してしまってます。
じゃあ、これを入れればいい。ということで、下のコマンドをターミナルで入力してください。
sudo apt install libopengl0 -y
すると、立ち上がるんですね。